4月10日は「きょうだいの日」。
障害児をきょうだいに持つ子どもたちは、障害児のきょうだいになったときからの悩み、
親亡き後のきょうだいとしての悩みを抱えています。
幼少期には、親にかまってもらえず、寂しい思いを我慢する事が多く、それを親には言えない・親が障害のある子どもを優先的に扱うことに不満を感じる。
学齢期には、学校などでいじめにあう・障害のあるきょうだいから辛い行為(暴力や虐待、大事なものを壊される等)を受けることもあるが、その辛さを親に分かってもらえず、そのことで孤立感、孤独感を持つ。
青年期以後は就職先を選ぶ時に、障害や疾患のあるきょうだいの影響で親から制限を受けたり、自分から制限をすることがある・結婚に消極的になることがある・相手や相手の家族の理解不足、親亡き後の過度な負担への不安、遺伝の心配などのため、結婚に結びつかない場合がある・親なき後は「保護者」としての役割を担うことを強いられ、実生活に多大な負担がかかる事が多い・障害や疾患のあるきょうだいへの対応に追われ、自身の日常生活が成り立たないほどの多大な時間的、経済的、精神的負担を強いられることがある。
障害児の支援だけにとどまらず、そのきょうだいたちも社会で支え、みんなでその悩みを軽く出来ればと思います。
今日はそんな「きょうだいの日」、少し考えてみませんか☺